朝は8時半に起床。最後ぐらいゆっくり過ごそうと街で朝食を探すことにした。自転車のダンボールに一緒に入れてもらう荷物も持って出かける。最初は自転車も歩いて持って帰るつもりだったがそれに入れる荷物だけで疲れたのでバスの一日券を駅で買った。中心部の喫茶店で朝食セットをやっているところがあったのでそこでサンドイッチとリンゴジュースとコーヒーを朝食に。食べ終わり10時半ごろに昨日の自転車屋さんに着き自転車を受け取った。なんとか衣類などが入るスペースもあってよかった。
だが、これを動かすのが予想以上に無謀だった。自分は割と楽観的だが大抵のことはここまでちょっと工夫したり、ちょっと我慢すればどうにかなっていたと思う。でも今回だけは自力でつかみどころも2つの小さな穴しかない巨大な箱を運ぶのは不可能だった。やっても5mもせずに止まってしまう。「これはヤバい...」と思いながらも背負ってみたり、頭まで持ち上げようとしてみたり引っ張ってみたり格闘するも無理で最終的に背負う方向で進んでみた。が、それも10mが限界。というか遅すぎる 笑
息を切られて途方にくれていると前から歩いて来た家族ずれの旦那さんが手助けを申し出てくれた。1ブロック先のバス停に行くと伝えると喜んで一緒に運んでくれた‼︎ スペイン人の彼も若い頃は自転車であちこち旅をしていたらしく、パキスタン、アフガニスタン、ニュージーランドなどに行っていたそうだ。だから僕が何をしているのかも瞬時に分かり、手助けしてくれたのだろう。このような自転車の趣味として世界共通語的なところはとてもありがたい。昨年のクリスマスは日本で過ごしていたようで「寿司だけじゃなくなんでも美味しかったよー!」と行ってくれた。
彼と長男に「さようなら〜」と行って別れを告げて無事に10番の路面電車に。
出入り口にダンボールをおけるスペースがあって助かった。
だが、ホステルの最寄り駅で降りても、もう自力で運べないのは分かり切っていた。「うーん」と周りを見回すと向かいの通りに小さなスーパーを発見。もうあそこでショッピングカートを借りるしかない! っと腹を決めて中へ。 ショッピングカートを持って店に入りそのままレジの列に並ぶ。非常識なことを拙い英語で喋ってもしっかり耳を傾けてくれそうな若くて優しそうなお姉さんの列に並んだ。自分の番になり空っぽなレジを押して挨拶をしてきたアジア人を見て半笑いになったお姉さんに事情を話す。なんとか理解していただけ、責任者らしい隣のレジのおばさんに話をつけてくれた。いやー、助かった。こうしてなんとか車輪をゲット。空のしたでショッピングカートを押したのは初めての経験だ。だが、まだ問題は残っていた。カートに対してもダンボールが大きすぎてうまく入らない。カートの淵も傾いていて載せてもすぐに落ちる。倒しかけて周りの人に助けてもらったりしながら5、6分試行錯誤しなんとかそこそこ安定して運べる形にもっていった。ショッピングカートってとっても段差に弱いって知ってましたか⁈ 笑 安定したかな と思っていると今度はポツポツ雨が。もう気にしてはいられないし、気にしてもどうしようもない。そのまま進む。なんとかホステルに着いた時には上面の色が変わってしまうほど濡れてしまった。明日大丈夫だろうか。雨がやむまで休憩し、止んでからカートを返しに行った。今度は昼食のパンとコーヒーをカートに入れてレジに並んだ。 困難は確かに大変だかそれを通じて人の優しさに触れられるのは困難のいいところだとおもう。まぁ、触れられなかったら万事休すだが。
パンを片手にバスに乗り込み中心部へ。公園のベンチで食べていると歓声が聞こえてきた。振り返るとなんちゃって相撲をやっていた。試合前にはとりあえず手を合わせてお辞儀という雑な日本感を演出していた。そのまままっすぐ港に向かって歩きいつもの青空市で頼まれたおみあげを探す。今日はそのままもっと歩いてヘルシンキ中心部の外れにあるウスペンスキー大聖堂に行ってみた。
前回来たときに寄ったヘルシンキ大聖堂がフィンランド福音ルター派教会という流れなのに対して今日のウスペンスキー大聖堂はロシア正教の教会だった。教会の前には24段の階段があったので教会に入る前に一休み。ぼーっと他のお客さんやヘルシンキの街並みを眺める。2時を過ぎたので腰を上げて教会の中へ。入るなり赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。覗いてみるとなにやら儀式のようなものをやっていた。幼児洗礼だったのかもしれない。建物自体も素晴らしいものだったがそれが現在も生きた教会として活動している瞬間に出会えたことはラッキーだった。そのあとまたゆっくり海辺を散歩。カモメの足にヒレがあるって知ってました? その後骨董屋が並ぶ通りにも行ってみたのだが3時を過ぎていたのでほとんどのお店が閉まっていた。 残念。
中心部に戻る途中のショッピングセンターの広場でホッケーをやっていたのでしばし観戦。生で観るのは初めてだったけどスピード感があって楽しかった。広場には幾つも小さいコートがあって結構人気なスポーツなのかも。
そのあとは駅前の物産展のようなものに。フィンランド中から屋台やジャムやパンなんかが集まっていた。そこで小魚の丸揚げとジャガイモが山盛りになったものをたくさんの人が食べているテントを発見。普段なら外食で魚のフライの山盛りをお金を払ってまで食べるなんて自分の中ではあり得ない。だが、せっかくフィンランドまで来たんだし と買ってみる。めっちゃ大盛りにするもんだから若干焦りつつもいざ食べてみるとなかなかに美味しかった。
物産展を後にし、デザートでも食べようかと思ったが小雨のなか歩き続けるのも面倒だったのでそのまま夕食を食べて宿に戻ることにした。肉を食べたいなぁ とも思ったが淡白質はさっき魚でたっぷりとったし帰国してからも暴飲暴食が続きそうなので最後の夕食はさんざんお世話になったスーパーでいつものサラダを食べることにした。この夏毎日のように食べてきたリンゴとクロワッサンも買って。まさか最後の食事が大量の魚フライとサラダになるとは。日本にいることには想像も出来なかった。
早めにホテルに戻ってからは旅の途中で出会ったりお世話になった人に帰国することを連絡したり荷造りしたりしてのんびり過ごしている。
明日の昼前には飛行機なのでヨーロッパでこのブログを書くのは今日が最後になる。
では、







0 件のコメント:
コメントを投稿