2014年8月20日水曜日

51日目 3匹のトナカイ 8/19

今朝はそこまで寒くは無かった。8時に起床。 外で冷やしておいた牛乳とパンで朝食。
今日はロヴァニエミ手前のキャンプ場まで121km走った。今までで2番目だったと思う。
10時に出発。雨は止んでいたが厚い雲は残ったままだった。E75を離れ側道を通って内陸部に入る。地図を見る限り当分お店のある村すらなさそうだったのでシモで店に寄ってフランスパンとクロワッサンとリンゴを一つづつ買ってから走りだした。補給なしでも明日の昼まで走れるように。ここからはゆるい登り。スピードはそこまで出ないが車がほとんど通らないので静かに走り続ける。森の合間に沼地や岩盤がむき出しになっているところがちらほら出てきた。午前中に35km走り道路沿いにあった一枚岩の上で昼食。潰れていてもクロワッサンはクロワッサン。川沿いの道だからか小さな蚊が多かったので20分ほどで出発。50km過ぎたころだっただろうか、道路の左側からトナカイ(だと思われる大きな生き物)が3匹現れた。驚き止って、携帯に手を伸ばす。てっきりそのまま道路を横断するものだと思っていたらなんとそのまま道路を走り始めた‼︎ 驚きながらも自転車を漕ぎ出して彼らについていく。そこから2、3分しばらく軽快な足音を響かせるながらアスファルトの上を走り続けていた。30mは離れていたと思う。途端に止って3匹でこちらの様子を伺っていた。合わせて自転車も止めるとしばらく様子を見てからまた走り始めた! てっきりこれで森の中へ消えるのだろうと思っていたのでこれには驚いたし、どこかコミカルでもあった。テンションが上がって無我夢中でペダルをこぐ。が、全然距離が縮まらない。30km/hは出ていた。アスファルトの上のトナカイはとっても速かった。 2度目に立ち止まってこちらを眺めたあと、残念だが森の中に入ってしまった。彼らなりに入りやすいポイントがあるのかもしれない。消えた場所まで行き森を覗くと、3匹仲良くジグザクに奥へと進む姿が見えた。木々の合間に彼らが見えなくなるまで見送ってから再開。この出会いにはとても元気づけられた。大型の野生動物とここまで長く時間をとも出来たのは初めてだった。そしてトナカイが車のように道路を走る光景というのもとても面白かった。彼らが姿を現してくれたのも、彼らを追いかけられたのも車よりも静かで徒歩よりは速い自転車に乗っていたからだと思う。自転車でここまで旅をしてきてよかったと思えた瞬間だった。

興奮冷めやらぬ間に道路が未舗装になってしまった。この道が今までになく長かった。20kmは砂利道だった。マウンテンバイクのようにサスペンションが着いていないこの自転車では若干キツい。舗装道路に戻ったときにはスケートリンクのような滑らかさに感激。これならトナカイもこっち走りたくなるわ って感じ 笑  しばらく走っていると森の中でお婆さんが一人で何かを摘んでいた。フィンランド名物のキノコ狩りかな?と思って自転車からおりてお婆さんの元へ。お婆さんのバケツの中には大量ののブルーベリーが。挨拶をしてから僕も何個か摘まむ。甘さ控えめなすっぱさで目が覚めた。

そんなこんなで70kmを超えそろそろ寝床を探してもいい頃に。だが、一向にいい場所が見当たらない。未舗装走行中に雨に降られていたこともありムリにでもキャンプするモチベーションも無かった。ダラダラ走る間に100kmを超えて結局ロヴァニエミ手前にキャンプも出来るモーテルを見つけたのでそこに決定。フィンランドのキャンプ場はどこも安くていい。今日も昨日も15ユーロ。野宿でもテントで寝ることには変わりないがシャワーに入れるだけで快適さが全く違うのでありがたい。リゾットとパンとリンゴを食べコーヒーを飲んだ。なぜかキャンプ 場でウサギがたくさん野放しにされている。人懐っこく向こうからやってきた。餌付けされているのだろう。

ウサギっておいしいらしいですね。

では、






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