当初、デンマークからスウェーデン、ノルウェーと向かう予定だったが、ロストックから出ているフェリーの関係でフィンランドはヘルシンキから北欧入りしようと計画中。
ユースホステルにしろ、ホテルにしろほとんどの施設で朝食が振舞われる(別料金の場合もあるし、込みの場合も)ビュッフェ形式で外で食べるより充実していて安上がりなので気に入っている。 今朝の朝食はその中でもハムやソーセージの数も多く楽しめた。とくに、バターのように柔らかいチーズの表面に長ネギをまぶしてあるものが美味しかった。
小一時間ほどかけてフェリーポートに着くとなんとフェリーカウンターがしまっていた。
オフィスが閉まっていたことが予想外すぎで、空いていた別の運行会社のカフェに駆け込みネットに繋ぎ調べ直す。どうやらフェリーが来る直近の時間しかオフィスが開くことは無いようで、日にちが近いためにネット予約を使えない僕としてはなかなか厳しい状況に。
とりあえず、明日のフェリー出港前にもう一度来て空きが無ければ週一でしか出ていないフェリーを逃してしまう。もし、逃した場合は別の船でデンマークかスウェーデンに向かうことになる。
昼食はカフェで Rostock Port Burger を食べた。輪切りの大きなトマトではなく、半分に切ったプチトマトが入っていてなかなかおいしかった。
港への行きは高速沿いを、帰りは住宅地を通って来た。
何度か書いたが、ヨーロッパは日曜日になると徹底的に休む。昨日はマラソン大会で騒がしかった広場も閑散としているし、先ほどビールを買おうと寄ったスーパーもしっかり閉まっていた(ロストックにはRostockerという地ビールがある。 甘くて飲みやすい。)基本的には観光客向けの飲食店しか空いていない。だが、自転車を走らせたり、散歩するならそのくらいの方が静かで街並みをゆっくりと堪能できる。宿に戻って今晩の延泊手続きをした後は、自転車を置いて歩いて出かけた。ヨーロッパの街ではいたるところに噴水がある。飲める水も多くあり、移動中は助けてもらっているし、大きな広場などでは人が立ち入れるほどの大きさの物もあり、子供達が駆けずり回っていた。今その噴水のわきのベンチで書いている。現在6時半。日の入りまではまだ3時間はある。休眠している街で何をしようか。
では、
上の文を書いたあと、広場のピザハットで夕食にすることにした。サラダさえ食べられればなんでもよかったので。先ほどiPhoneのデータ容量がいっぱいになって写真が撮れなくなったのでピザを待つ間に古い写真を消すことにした。このiPhoneは2年前のママチャリ日本旅行の前に急いで買ったものだ。だから、データフォルダはあの旅の写真から始まっていた。こうなることを予想して予めバックアップはとってあるのだが改めて一つひとつを見返して、消去していく。アサヒ自転車で買った赤い自転車が妙に光っていた。すでに距離にしても、越えた山の標高にしても、掛けたお金にしろ全ての規模であの旅を超えている。しかし、その思い出は決して遜色することはないようだ。7時の鐘の音を聴きながら眺める写真たちは以前にも増してキラキラして見えた。今思い返せば、2年前はひたすら気合いだけで走っていたような気がする。21の今あれをやる気はないし、出来るとも思わない。逆に今回の旅は、気合いだけでは乗り越えられないことも多いし延々と続く風景をじっくり楽しむということが19のときの僕では出来なかったような気もする。考えてみると今回の旅は二年前の自分をかなり意識していたと思う。というかあのときの自分がそのまま次のステージに進みたがっていた感じ。ポケモンをどんどん進化させていくように。 「日本」に対し「海外」、「ママチャリ」に対し「スポーツバイク」、「宿泊」に対し「キャンプ泊」という具合で。しかし実際に旅に出てみてこれらは決して上下関係にあるのではないと感じている。つまり旅の一つひとつは決して相対化出来るようなものではないということ。自由さと苦労を求めるという点では全く同じだし、旅の景色自体は一つとして同じものはないのだから。
噴水に座っていた頃は暇だーっと思って眺めていたロストックの街も今はこれも悪くないと思えた。
では、





( ;∀;) イイハナシダナー
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