2014年8月12日火曜日

43日目 中華・新聞・日本酒 8/12

今日はミッケリ休養日。
朝食をとっているとおかみさんが「新聞社を呼んであなたのことインタビューさせた方がいいと思うわ、私。」と話しかけて来た。朝のジョークか社交辞令程度のものだろうと思い、笑って挨拶を返した。食後に庭で砂利道の砂埃で真っ白になった自転車を掃除しているとおかみさんに「あなた、午後は空いているの?新聞社夕方呼んでも大丈夫?」と聞かれた。「え?」ってなる。おかみさんは決して冗談でもなんでもなかったのだ。結局急遽4時からインタビューを受けることに。就活ですら英語面接なんてなかったのにフィンランドでインタビューとか胃が痛い。
以前から感じてはいたが、こちらの人に社交辞令という概念はないようだ。
こちらの人は発言とそれを実行することがとても近いように思われる。 日本人の僕も少しは見習いたいものだ。

ホテルの洗濯機を借りて洗濯を済ませ、12時から父の元同僚の方と奥さんと昼食。「なかなかこっちじゃ食べないでしょう。」と中華ビュッフェに連れていってくれた。久しぶりに白いご飯を見た時「うぉ」っとは声が漏れてしまった 笑 旅の話、フィンランドでの生活の話などをした。フィンランドにきて3年半経つそうだ。税金は高いけどしっかり返ってきている感覚があるとおっしゃっていた。最初の頃、お子さんは少し離れた移民学校に通っていたそうでその頃はベンツのタクシーが送り迎えしてくれたとか、英語やフィンランド語の補習授業もキッチリと言葉を身につけさせてくれたとか。病院も便利だとも言っていた。あとドライバーが日本人なんかよりもずっと親切という共通認識も得た。夕食にも招待していただき、その後会社の工場を見せていただく。建築学の修士の方が2ヶ月間のインターンにいらしていた。工場自体も迫力があり楽しかったが、そこで耳栓をゲットできたことがうれしい。これでアイマスク、耳栓、テントともう恐いものはない。

ホテルに送っていただき、4時からインタビュー。
質問され改めて計算したところ、ここまでで少なくとも2031km走ったことがわかった。
旅の行程、旅に出た理由、なぜ一人なのかなどを20分弱くらい話したと思う。
日にちなども細かく聞かれ、このブログが役にたった。
新聞記者の仕事とはどんなものか彼女からも話を聞いてみたかったが、雑談する気はあまりなかったらしく最後に写真を撮って足早に返ってしまった。まぁ仕事中だしね。出来上がったら東京に送ってくれるそうだ。

あした以降の食材を買い込み6時ごろからお宅に伺った。
奥さんのイタリア人の友人とインターンの彼も来ていて賑やかな晩餐。鴨肉やサラダも美味しかったが、フィンランド料理のザリガニを食べたことが楽しい経験だった。ザリガニの塩茹でから身をほじくり出し、バターを塗った小さくカリカリのトーストに乗せて食べる。日本的には海鮮丼⁈とか思いながらつまむ。塩味が効いていてシンプルな美味しさだった。 フィンランド語ペラペラな中学生の下の娘さんは宗教の授業で日本人なのに神道について答えられなかったことが悔しかったようで、宗教について勉強中らしい。最近は特にイスラムにハマっていると言っていた。友人にも帰国子女は何人かいるが、帰国前子女に会ったのは初めてだ。帰国子女と聞くとつい語学にばかり関心が行きがちだが、それ以外にも貴重な経験をたくさんしているようだった。彼女は日本文化についても興味が絶えないようで、先週は伊勢神宮に行って来たそうだ。そんな将来が楽しみな才女は武道にも関心があり、空手を始めたいと言っていた。「柔道と合気道やってるよー」なんて言うと目をキラキラさせながらいろいろ聞いてくれた。ふっふっふーって感じ 笑   空手、がんばってくださいな。
フィンランドビール、イタリアンワインと続き若い二人が酒好きだと気づいた旦那さんが日本酒まで振舞ってくれた。3人でやっぱり日本酒だよねーと言いながら11時過ぎまでお邪魔になってしまった。 旅の途中での人との出会いはオアシスのようなものだ。特に今日は下は13歳から上は50代まで幅の広い方と話すことができとても楽しい時間だった。

翌日の朝、雨の調子を見ながらホテルでこれを書いている。
胃が重いのは英語インタビューのプレッシャーではなくちゃんぽんのせいであろうことは言うまでもない。

では、

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