2014年8月17日日曜日

46日目 空腹 8/14

昨日夕方にスーパーに行ってパンを買うことが出来なかったので今朝はインスタントリゾットで済ませた。これが大失敗。ちなみに普段はフランスパンを半分とリンゴとレーズンなどを食べている。次の町まで20km。もつかと思ったのだがそんなことはなく10kmを超えたあたりで急に空腹感が襲ってきた。余った一握りのレーズンとナッツを噛みまくって食べたが全然満たされない。シッダールタの「私は断食が出来るので焦ることを知らない。」という言葉を思い返してみても私は修行僧のようにじっとしている訳ではないのであまり効き目はなかった。途中何度もインスタントラーメンを作ってみようかとも考えたが、それで満たされるとは思えなかったし3食連続でインスタントは避けたかったので空腹を抱えながらひた走る。次のベンチでもうラーメンだ!というところでなんとか町につくことができた。田舎の町だったもののなんとか道路沿いにコンビニサイズのお店を発見。一斤の菓子パンとトマトと鳥の串焼きを購入。トマトからかじりついた。こんな危機的に腹が減ったのはイタリアの最初の週ぶりだったので自分が底から満たされてく感覚を久しぶりに味わう。満腹になってから一時間ほど木陰のベンチで仮眠をとった。教育水準の高いフィンランドといえどこの辺りになると英語が通じないことも多々ある。店の人とお客さんにiPadを見せながら身振り手振りでこの先の道路のことについて聞いた。
村から30分ほど走って国道4号線兼、E(欧州高速道路)75という大きな道路に出た。自転車では走れないことも予想していたが意外と走っている車の数も多くなくこの道路に乗っかって行くことにした。ここから目的地のオウルまでは230km。 途中休憩中のイギリス人の方に会った。彼も自転車でオーストリアから旅をしてきたらしい。別れを告げて先に走り出したもののあっという間に追い抜かされてしまった。
30kmほど走り ピフティプダス Pihtipudasという町に着いた。町の間隔がとても広いからかフィンランドはガソリンスタンドがレストラン、トイレ、コンビニ 時には宿泊施設など多様な役目を担っていることが多い。どのガソリンスタンドも小さなサービスエリアのようなのだ。その裏手の川辺の駐車場が少し草が生えてきていてあまり使われていないようだったのでそこで寝ることにした。そばにスーパーがあったのでそこで新ジャガサイズのジャガイモ3つ、トマト5つ、玉ねぎ1玉、デザートにカスタードパイ2つ、リンゴ2つ買って久しぶりに調理。以前、茹で野菜を作ったときに野菜自体よりも茹で汁の方が美味しかったことを思い出し、今回は野菜を全部煮てそのまま食べるというなんちゃってポトフを作ることにした。
ここへ来て急に冷え込んで来たのでテントに入ったまま前室で調理していた。
野菜の様子を見ているときに不注意で鍋のバランスを崩してしまった。ちょっとお湯がこぼれただけで夕飯は無事にだったのだが、コンロも倒れテントのそばで扱っていたものだからテントに火が着いてしまった‼︎  とは言っても服に火が付く時のように燃え上がるのではなく、コンロが触れた部分だけ瞬間的に溶けて穴が空いただけだったので大事には至らなかった。鍋も倒れかけ、コンロの火を慌てて消して黒く空いた5cmほどの穴に呆然としながらもとっさに両側からガムテープで塞ぐことで応急処置。虫さえ入って来なければそれでよし。最後にトマトも入れ一煮立ちさせポトフも完成。久しぶりの野菜はうまい! 素朴な味のスープもとてもおいしかった。鍋いっぱいのスープに満腹になりパイは翌朝に持ち越し。

今日は少なめで70kmほど走った。

今回は5日連続キャンプで走り続けたために更新できませんでした。
今オウルのホテルから書いてます。

では、




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