2014年8月22日金曜日

53日目 帰りは夜行列車に乗って 8/21

安いワインを一本も飲んだのは疲労の溜まった体には厳しかったらしく一晩中悪酔いに苦しみ朝を迎えた。朝食に昨晩買っておいた菓子パンを食べる。そのあとは食器を洗ったりひたすらソファーでボーっとして雨をやり過ごし12時チェックアウトぎりぎりでコテージを出た。
隣接したピルカという森をテーマにした博物館とアルクティクムという北極圏をテーマにした博物館の共有チケットを買って6時までずっと時間をつぶした。中国人の団体さんが居なくなってからはピルカはほぼ独り占めだった。『体験型』がコンセプトらしく、木を伐採する重機の実物が置かれていて操縦席に乗り込むことが出来たり、猟銃で熊を獲るシミュレーションゲームがあったり、なぜかカラオケスペースもあったりした。とくに気に入ったのは『住環境としての木を感じてください。』のコーナーで木のフローリングの上にバカでっかいビーズクッションが置いてあるだけなのだが、好きに昼寝出来るようになっていた。アルクティクムは北極の自然を中心とした科学センターとラップランドに住んできた人々の歴史や文化などを中心とした郷土博物館からなっている。こちらの方が歴史もある施設なようでいわゆる博物館といった感じ。2時ごろにお腹が空いて展示に集中出来なくなったので立ち寄ったカフェがよかった。
最後の2時間くらいはピルカに戻って休憩エリアで過ごした。電波も通じなかったので30セントのコーヒーを啜りながら外を眺めひたすらボーとした。アルクティクムのカフェの裏手から仕事を終えて帰って行く人たちが見えた。

ちなみにお昼は街のマックでたべた。現在はロシアのマックに抜かされたがそれまでは世界最北のマクドナルドだったらしい。

博物館を出て駅へ向かった。あたりに安そうな店はなかったものの再びスーパーまで戻るのも億劫だったので駅のレストランに入って電車を待つ。トナカイのケバブを食べた。8時40分。出発の15分前になってやっと列車がやってきた。その名も『サンタクロース・エクスプレス』昨日サンタさんにこの列車で帰ることを話したら「Of course」と言って喜んでくれていた。人生初の夜行列車なのだがこれに乗れるというのもロヴァニエミを最終地点に選んだ理由の一つ。自転車も無事に積み込み自分の部屋へ。相部屋の安いチケットだったのだが幸か不幸かこの部屋には自分しか居ないようだ。新しい出会いが無かった事は残念だが、一晩気ままに過ごせるのはありがたい。11時前に日が暮れるまでは寝っ転がり音楽を聴きながら色が変わっていく窓の外を眺めていた。寝ているだけなのに森が右から左へと吹っ飛んでいく。ドアを閉めれば結構静かになるもので快適だ。日が沈んでからは食堂車に移動して砂糖をまぶしたドーナッツ片手にこの文を書いている。入った瞬間にビールの匂いがすごかったが今日はさすがに遠慮したい 笑 まだまだ人はたくさんいてほぼ満席。

到着は朝の9時の予定。どんな眠りごこちなのか楽しみだ。

では、








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