2014年8月13日水曜日

44日目 湖をひとりじめ 8/12

ミッケリより北に80kmほどのピエクセメキまで走った。

雨の音で今朝は目覚める。土砂降りだ。夕立ちは何回かあったものの朝から降られたのは初めて。朝食をとったあとチェックアウトの12時までゆっくり荷造りしながら様子を見ることに。昨日お世話になった院生の方から「出発延期したら?」との心配のメールをいただき延泊も考えていたが11時ごろに止んできたので12時に出発した。ミッケリ市街のスーパーでクロワッサン2つとシナモンロールの生姜版を食べた。ミッケリまでの道は見える範囲に幾つもコブのようなアップダウンがありコンクリートサーフィン状態だったが、今日はゆるやかに上下するだけの道に加え、雨のおかげで空気も涼しく雲で日差しも抑えられ走りやすい一日だった。途中3回ほど10分ほどの小休止だけで5時間走り無事に着くことができた。
宿泊はピエクセメキ郊外のキャンプ場。ミッケリのおかみさんに教えてもらったところだ。
10ユーロと今までのキャンプ場でおそらく一番安かったが、最高のキャンプ場だった。フィンランドらしく湖のほとりにあり、今日のテントも湖の真ん前に張った。もちろんシャワーやトイレもついている。だが、何よりすばらしいのが圧倒的に人が少ないということ‼︎ お客さんもいるにはいるのだが皆さんとても静かだ。もしかしたらフィンランドはシーズンでは無いのかもしれないがイタリアやドイツのキャンプ場のように真四角に区画された場所に3方をキャンピングカーに囲まれて過ごすことはない。キッチンもシャワー棟に併設されているのだがここ2時間自分一人で使っているほどだ。
テントを張った後、まだ全然明るかったので湖で泳いでみた! 小魚を蹴散らしてぐんぐんと進んで行く。木々の影が長くなり湖も日陰に入っており肌寒かったが、頭まで水に入ってしまえば逆に平気だ。平泳ぎで20mほど泳いでみるといきなり足がつかなくなってしまった。とても急に深くなるようだった。周りを見渡せば水草の限界域がその場所を教えてくれていた。しばらく人間は自分一人しかいない湖の中でを対岸やその頃には晴れた大空を眺めて過ごす。湖で泳いだなんて確かに思い出せないくらい久しぶりだった。 とは言ってもすぐに冷えてきたので着替えを持ってシャワーに駆け込む。汗を流すシャワーもいいが、体を温めるシャワーも心地よい。

キャンプ場に来る前に見かけたスーパーに向かいあしたの朝食と夕飯に自分で好きなものを盛り付けられる量り売りサラダを買った。ここら辺になるとサンダルでサラダを買いに来る東洋人などいないんだろう、レジのおばさんに声をかけてもらった。夕食はサラダに加えいつものトマトパスタに今回はツナ缶を使った。タンパク質が加わるだけで食感的にもグッと美味しくなった。食後にはコーヒーを飲みながら先ほどかったナッツののったマフィンもいただいた。安く仕上がり大満足。

日がすっかり沈み11時になった今、火を起こせる場所があったのでライターを使って火を起こしてみた。暗闇で炎が人を安心させるのは明るさや暖かさもさることながらその音も重要なのではないだろうか。淡々と空気に揺れる音。時折森に響き渡る爆ぜる音。先ほどまで突然聞こえる虫の声や草のカサカサという音にビクついていたのだが急に心強い仲間が隣で話し始めてくれているような安心感を得た。 なんとか火が軌道にのった写真を載せる。後ろに満月の影たちも写っているのがお分かりいただけるだろうか。

火に見とれて夜更かししないよう気をつけなければ。

では、





0 件のコメント:

コメントを投稿