朝の6時に一旦起きてテントから出て見ると一面霧だらけ。対岸や日が沈んでからもライトで見えていた大きな橋も見えず、幻想的な光景だった。結構疲れが溜まっていたので二度寝し、8時ごろに起きると霧はすっかり晴れていた。起きるのが遅かったので出発も遅く10時40分ごろに出発。今日は晴れていた上にやたら体が重くやけにしんどい一日だった。ドレスデンを抜けるのに例のごとく苦労はしたが、今日は小麦とトウモロコシ畑、牧場そして森のどれかの間を走る一日だった。
お昼ごろに寄ったスーパーでSushi Boxを見かけ衝動買いしてしまった。押し寿司のようにシャリの固い寿司は初めて食べたが久しぶりの醤油と酢飯の味は格別だった。ドイツに来て一番困っていることは今のところスーパーに牛乳が1L以上からしか売ってないこと。イタリアでは毎日500ml飲むのが日課だったのだがこちらではなかなか見かけない。困った。
頃合いのいい街でカフェにでも入ってネットにつなごうと考えていたのだが走れども走れどもWi-Fiが飛んでそうなお店が一向に出てこない。結局一日中見かけなかった。今日は一日中ドイツの田舎を走っていたのだろう。今日の進み具合からベルリンまで最短でも後二回は夜を越えなければならないことが分かり、心身ともに疲れている今4日連続でのテント泊は無理と判断し5時ごろから寄った街でホテルを探した。…が、無い‼︎ 町のインフォメーション看板に乗っていてもどう見てもしまっていたり、町に一つのホテルが超高そうでその上満室だったり、して簡単には見当たらない。結局、泊ろうとしていた町を二つ過ぎてようやく道路に面したペンションに転がり込むことができた。こちらでペンションを利用するのは初めてだったが、ホテルほど堅苦しくないがホテルほどの自由さ、プライバシーがあるので快適に眠れそうだ。長旅をしていると個室という環境が非常に貴重になってくる。ホステルでも深夜まで遊んでいる人と同じになると灯りや音を我慢して寝ることになるし、野宿ではなおさら足音一つに敏感になる。なので時折お金を払ってでもこのような施設を利用することは心を休ませるのに非常に大切なことだ。
予約などしていなかったにも関わらず簡単な夕飯も出してくれた。牛のロースカツにバターを乗せたものとその下にパンを二枚とトマトだったがインスタントよりは百倍美味しく満足できた。オーナーの息子さんが好きだというビールと共にいただいた。酒の味は特にわからないが、ビールはとりあえず冷えていれば美味しいと思う。このビールは今までで一番冷えていて一番美味しく感じた。食べているとオーナーさんがビールをもう一瓶持って来て自分のグラスについだあと、小さなグラスについで「これはプレゼント」と言ってご馳走してくれた。その後、写真を持って来てくれて彼女の家族についても話してくれた。携帯に入っている唯一の家族の写真が出発前に弟と撮った写真だったのでそれをお礼に見せた。その後も、たっぷりとビールをご馳走してくれた。僕がその。度に深々と頭を下げていると「私たちはもう友達だからいいのよー」と言ってくれた。写真の中の彼女は今と髪色が全然違い、今よりも少しだけ若かった。
部屋に戻りピーナッツを頬張りながらこの文を書いている。もう9時半を過ぎたのだがまだ日は落ちきっていない。
では、
追記
①携帯の充電器をなくしまして。携帯から写真をアップ出来ないので、ここ数日の投稿は写真なしです。すいません。
②読者の方から誤字脱字が多いとのご指摘を受けました。ありがとうございます。そして、承知しております。予測変換とまだ仲良くなって無いことと、一日中走ったあと(特にテントだとすでに外が暗くなっている状態で書くので)だと、推敲している余裕が無いのでその辺は想像力豊かに読んで頂ければ幸いです。
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