2014年7月24日木曜日

23日目 4カ国目チェコ そして黄金の街プラハ 7/23

今日はプラハ観光。
昨日読み終わったシッダールタから人生において直線的にに進むことよりも回り道することの大切さを学んだので今日の街歩きはGPSを使わなかった。地図だけ持ち遠くに見える屋根の十字架を頼りに適当に練り歩いた。
そうすると早速朝一を発見。見たことない野菜やパンなどもたくさん。朝食がまだだったのでここでパンとジャガイモのラクレットがけを食べた。このラクレットがけを『銀の匙』という漫画で見て以来食べて見たかったのだがこんなところで会えるなんて! ちゃんと目の前のオーブンでチーズを溶かしてくれた。

その後はぶらぶらと旧市街へ向けて。すぐにまた素敵なお店を見つけた。Old Clock という時計屋さんだ。古くからの機械じかけの時計を扱っている。プラハで時計といえば天文時計台が有名だが時計の他にもガラス細工や鍛治など精密な工芸が盛んなようだ。
この時計屋さんとの出会いがプラハで一番の収穫。

お土産の懐中時計から高そうな腕時計、壁には大小様々な掛け時計がところ狭しと並んでいる。

まさに『モモ』のマスター・ホラの時計の森‼︎

作中でも違う時間を指す時計たちの奏でるシンフォニーをモモが森で木々が織りなす音にたとえて浸っていたが、まさにモモの感動を味合わさせてくれる場所だった。流石にマスター・ホラほどの時計はなかったが僕がいた10分ほどの間に3回ほど時を打つ音を聞くことが出来た。

時計屋さんを後にしてからは橋を渡ってプラハ城の城下街へ。
お腹が減り城まで登る元気がなかったがので観光地となっているのカレル橋を渡って旧市街の天文 
に行こうとしていると橋のそばにひっそりと佇む油絵のギャラリーを見つけた。
プラハの街が舞台になっている絵が多く、客は僕一人だったのでのんびりと心ゆくまで眺めることが出来た。気に入った絵についての店員さんと話しているとその絵のモデルの通りを教えてくれた。 ガイドブックのオススメは確かに外れはほとんどなくたのしいことも多いが、こういう誰も来ないところにキラッと光る出会いを見つけることの方が感慨深いし記憶にも根強く残ると思う。

午後は時計台の回り道で昼食をとったあと、日本の友人に手紙を出そうと郵便局へ向かった。売店で封筒を買い、いざ窓口に持っていて所用の金額を払おうとすると……財布がない‼︎‼︎
昨日防犯自慢したウエストポーチを漁ってもいつもよりゆとりがあるということしか分からない。
包丁で腹を刺され横一文に引き裂かれたかのような過去最大級の不可逆的な喪失感がみぞおちのあたりをずーんと沈めた。窓口を飛び出し目を血走らせながら郵便局へを彷徨う日本人。先ほどの売店に駆け寄って、「このくらいの財布見なかった。」と挨拶も文法もそっちのけで聞いてみるとニヤニヤしながら「これのこと?ww」といって取り出してくれた。 先ほどたった2チェコ・コルナを払ったときに財布をカウンターに置きっぱにしてしまったらしい。 一生の不覚。というよりもお札が抜き取られることもなく戻ってきた奇跡に感謝。
一安心し、郵便窓口へ戻ると今度はお金が足りなかった。公共機関だけあってユーロもカードも使えず、日本円とユーロとに混ざったチェコのお金を必死でかき分けていると後ろにいたお兄さん(先にどうぞ といって先に用事を済ませてもらっていた。)が「君は27持っているそしてここに20ある。これでもう問題はないだろ。」といって20チェコ・コルナ置いて颯爽と去って行った。
郵便局には20分もいなかったのだが、財布はしっかり保管し返してくれるし、あまつさえ自己責任で硬貨の足りない僕を助けてくれたりするなんてプラハの人はなんて素晴らしいんだ。プラハで黄金なのは街だけでなく人もだった。

その後はまた河を間たりプラハ城を目指す。こちらも色とりどりでモザイク画のような旧市街とは違い赤茶の屋根に肌色の壁と統一された街並みがまた違う美しさを見せてくれる。

夕飯にはホステルで聞いたチェコ料理のお店でローストポークにかじりついた。5ユーロほどだったが豪快でボリューミーな料理だった。

実はこの他にも書ききれないことはたくさんあった。
プラハは今までの街の中で唯一2日以上居たいと思わせてくれるほど魅力的な街だった。

ヨーロッパ周遊で数日しかいない場合は通貨が若干煩わしいがプラハを楽しむつもりで何日もいれば問題ないだろう。
とにかく、景色、人、お店、食事、物価全てにおいてプラハはいいところだったが。


ミュンヘンについての以来もう4日ほど自転車に荷物を乗せて走ってない。
そろそろ禁断症状が出そうなので明日が楽しみだ。
明日からはドイツに向かってひた走る。

では、









2 件のコメント:

  1. 楽しんでるな~(*´ェ`*)
    このところ忙しかったので遡って読んでる。

    返信削除
  2. 遡ってまで読んでくれるなんて...(T ^ T)

    プラハは今思い返してもいい街だったよ。

    返信削除